モノのメンテナンスは気楽に

いろいろ

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 今回は、メンテナンスについて話していきたいと思います。

 ところでみなさんは、持ち物のメンテナンスはどうしていますか?

 高価なものやナチュラルな天然素材のものほど手がかかり、いろいろな情報があふれてどの方法が正しいのか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。

 そんな悩みを解消すべく、面倒くさがりで適当な私がどのようにメンテナンスをしているのか紹介していきたいと思います。

 この記事では、モノごとの詳しいメンテナンス方法ではなく、その考え方など大まかなことについて紹介していきます。

 モノごとの詳細なメンテナンス方法については、今後の記事で紹介していきたいと思いますので楽しみにしてください。

 それでは早速結論です。

とりあえずは最低限の手入れで十分

 本やネットを見ると、様々なモノのメンテナンスについて詳しく書いてありますよね。

 それらを見ると、“いいモノがほしいけど手入れが面倒かも”、“自分にはそんな時間はとれない”などと思って、いいモノを購入することを躊躇した経験はありませんか。

 私も実際、そんな経験があります。

 けれども、思い切って購入して、いろいろなモノを使っていくうちに気づいたのです。

 とりあえずは最低限の手入れで十分なのだと。

 例えば、革靴だと、履いた後はしわ防止のためシューツリーを入れて乾かした後、豚毛のブラシでホコリを取り、同色のクリームを塗る。

 馬毛のブラシでブラッシングをして、靴底にもきちんと専用クリームを塗る。

 月に○回は、クリーナーでクリームを落とし、磨いた後、再びクリームを塗って、乾いたらつま先と踵にワックスを少しずつつけて何度も磨いて・・・・。

 よほど好きならできますが、私のように良いモノを使いたいというだけの普通の人には無理ですよね。

 だから私は、革靴に関していえば、帰宅したらシューツリーを入れて立てかけておく。

 とりあえず履いた後はこれだけするようにしています。

 あとは翌日でもいいので、豚毛ブラシでブラッシング。革が乾いてきたと感じたら1種類のオイルを部分的に塗って、気が向いたら靴底にもオイルを塗る程度。

 先日紹介した本格傘についても、使った後は立てかけておき、乾いたら巻く。

 これだけです。

 そのほかにも、鞄、スーツ、腕時計、革小物もこんな感じで、綺麗に壊れることなく使えています。

 ぱっと思いつくような持ち物だけでもこれだけあるのに、我々には家族サービスや家事、仕事などやるべきことがたくさんありますよね。

 とりあえずは最低限で十分だと考えれば、いいモノに囲まれた豊かな生活が送れると思います。

続けることで、自然に凝るように 

 こんな感じで、最低限の手入れを続けていると、その気はなくても不思議と自然にこだわり始めるんです。

 もっと光らせたいとか、アジを出したいとか、男の性というのでしょうか。

 そんな気持ちが湧いてきたら、素直に従い、こだわってみるのもよいでしょう。

 そうなったら、その行為は義務ではなく、好んで行う趣味といえますよね。

 ただし気をつけたいのが、ほどほどにすること。

 経験済みの方も多いと思いますが、こだわると際限がありませんので・・

おおらかな気持ちで、気長につきあう気持ちを大切に

 新しい革の鞄についた雨のシミ、お気に入りの腕時計をぶつけてできたへこみ、狭い道の垣根で擦った車のスリキズ、初めは特に気になりますよね。

 しかし、時が経つにつれて徐々に気にならなくなるというのも事実です。

 オイルを塗ったり、磨いたりすることで目立たなくすることはできますが、さすがに完全に消すことはできません。

 しかし、これらを自分とモノとの歴史が刻まれたと捉えて、アジとかエイジングだと思ってはいかがでしょうか。

 そんなキズを愛し、大切に手入れされ使い込まれたモノは、新品とは比べものにならないくらい、貫禄があり格好良いと感じるのは私だけではないでしょう。

 シミやキズが刻み込まれているが、きちんと手入れされた革、磨き上げられた金具、こんなコントラストに美しさを見いだすのです。

 いろいろと個人的な意見を挙げてきましたが、みなさんにも、格好良くて、環境にも優しい、そんな良いモノを長く愛用してほしいと思い、今回の記事を書きました。

 私の個人的な経験、考えに基づいていますが、参考になればと思います。

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