クラシックシェービングのススメ3(最低限必要なものを紹介します)

クラシックシェービング

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 今回は、クラシックシェービングに必要なものを紹介していきます。 

 思い切ってお気に入りのホルダー、ブラシ、スタンド、ボウルを揃えるのがオススメ!

 

 クラシックシェービングを楽しむためには、

   ○ ホルダー

   ○ シェービングブラシ

   ○ スタンド

   ○ シェービングボウル

を揃えると完璧です。

 あとは、消耗品として、

   ○ カミソリの刃

   ○ 石鹸またはシェービングクリーム

くらいがあれば十分だと思います。

 “道具の名前だけ言われてもよくわからない”という方に、それぞれの道具について説明したいと思います。 

 まず初めにホルダーについて説明します。

 ホルダーは、金属や樹脂などかなり頑丈な素材でできており、ひげを剃る道具です。

 有名なメーカーとしては、ミューレ(MUHLE)、メルクール(MERKUR)、フェザー(FEATHER)があります。

 その他、世界最古の理髪店と言われているトゥルフィット&ヒル(TRUEFITT&HILL)のものも有名ですが、残念なことに両刃カミソリはないようです。

 上記3メーカーのものは、どれでもT字カミソリとは比べものにならないくらいの高級感があり、目の肥えたみなさんの所有欲を満たしてくれることは間違いないでしょう。

 両刃カミソリのホルダーは、紙のような刃をホルダーで挟んで固定するようになっています。

 最も多い形が3つの部品からできているもので、Iの形の持ち手、刃を挟む2つの部品でできているものです。

 次に2つの部品でできているもので、持ち手と刃を挟む部分がTの形になっている部品と、刃を挟む部品からできているものです。

 最後は、部品に分かれず、刃を挟む部分が観音開きのように開いて刃を替える仕組みのものです。

 次にシェービングブラシについてですが、上記4メーカなどから出ています。

 シェービングブラシは、石鹸やシェービングクリームをつけて顔に塗るためのもので、床屋でもおなじみですよね。

 毛の素材は、動物の毛や化学繊維などがあり、動物の毛で最高と言われているのはアナグマというタヌキのような動物の毛です。

 アナグマは、穴を掘って生活しているので自然と毛先が細くなり、泡立ちが良くなり毛穴の奥まで入り込むためシェービングブラシの素材としては最適だそうです。

 3つ目のスタンドですが、ホルダーとシェービングブラシを立てておくものです。

 それぞれ別に立てておくものもありますし、両方を立てられるものがあります。

 ホルダーは金属や樹脂なので取り扱いにそれほど気を遣う必要はありませんが、シェービングブラシは動物の毛などを束ねて接着剤などで固めてあるので乾くように置いておく必要があります。

 そのためシェービングブラシは基本的に毛を下にして水分が切れるように置いておいたほうがよいためスタンドがあった方が便利です。

 シェービングボウルは、石鹸を入れておくためなどに使うものです。

 陶器、金属、木などでできており、いろいろなメーカーがボウルとそれに入る石鹸を販売しています。

 様々なものがあるのですが、ミューレは丸い陶器のボウルで、トゥルフィット&ヒルは丸い木製のボウルが有名でどちらも格好いいと思います。

 人によりますが、私はシェービングブラシでシェービングボウルに入れてある石鹸をつけて顔に塗りながら泡立てます。

 人によってはいったん、専用のボウルやカップを使いしっかりと泡立てた後、顔に塗りますが、この辺は好みでしょう。

 続いて消耗品について説明していきます。

 両刃カミソリの替刃ですが、様々なメーカーから販売されており、どのホルダーにつけることもできます。

 上記3メーカーのもののほか、多くの替刃があります。

 私は現在、ミューレ(MUHLE)のものを使っており、他のものはあまり使ったことがありませんが、日本製のものはよく切れるとか、ホルダーとの相性があったりとか、趣味として楽しむことができます。

 石鹸、シェービングクリームについては、刃が肌の上を滑れば良いので、お気に入りのモノを使えばよいと思います。

 私は、ひげを剃るだけなら消費量も少ないため、贅沢して天然素材で製法や成分にもこだわった茶凡屋の「茶凡シリーズ」というお気に入りの石鹸をミューレ(MUHLE)のボウルに入れて使っています。

 私もいろいろと調べて試してみて、今のものに行き着いたのですが、これも趣味として追求する楽しみがあります。

 心配な方は、とりあえずホルダーだけでも試してみて!

 ここまで、クラシックシェービングに使う道具について説明してきましたが、私のオススメは、ホルダー、シェービングブラシ、スタンドのセットをまとめて入手することです。

 同じメーカーで揃えることで、統一感が出るためびっくりするくらい格好いいのです。

 どれほどかというと、クラシックシェービングを嗜まない人が、インテリアとして置いておいてもそれはそれでありというくらいのクオリティです。

 私も同僚と雑談中、話の流れで私の使っているミューレ(MUHLE)のセットの写真を見せた際、“想像していたのと全然違う”、“格好いい”と目を輝かせて驚いていたのがとても印象に残っています。

 みなさんも一度ネットで見てみてください。

 クラシックシェービングのセットが家にある生活。本当にいいものですよ。

 とはいえ、“そうは言っても、なかなか踏ん切りがつかない”という方には、まずはお気に入りのホルダーから試してみて、その後に揃えていくというのもいいかもしれません。

 市販のシェービングソープを使えばシェービングブラシはとりあえず必要ありません。

 とはいえ、私のオススメはセットで買うこと・・(しつこいようですが)

 あまりくどいと嫌われそうですので、今回はこれで終了したいと思います。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 次回も楽しみにしてください。

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