温故知新

いろいろ

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 これまで、リネンのハンカチ、本格傘、クラシックシェービングについて書いてきました。

 これらを見てわかるように私はちょっと古い感じのモノが好きなんですが、新しいものについても関心があるんです。

 私くらいの年齢(40代)の方なら実感があると思うのですが、20年前、学生のころのことを思い出すと、今の世の中の変化に改めて驚くのではないでしょうか。

 スマホなんてありませんでしたし、誰もがパソコンを使って仕事をして、家にいながら何でもネット通販で購入できるという世の中を想像すらしていませんでした。

 それほどこれまでの世の中の変化は早く、これからはさらに急速な変化が予想されているといわれています。

 そんな今を生きるためには、新しいこと、モノにも関心を持つことが必要だと思っています。

 などと高尚な考えに基づいて新しいことを学んでいるというよりも、単純に楽しいからなんですよね。

 単に好奇心が旺盛と言うことです!

 これからの世の中がどうなっていくんだろうと考えるだけでワクワクするんです。

 それとは真逆の古いものの魅力とは何かというと、これまでに培われてきた、技術やそのモノの変遷といった歴史、それにまつわるストーリーや作法などです。

 新しいことも古いことも、共通していることは好奇心を満たすことができるということでしょうか。

 両方とも知らないことを知ることで、知識の幅が広がり、それらが結びついて新たな考えや視点を得ることができる。

 それが、物心ともに豊かで充実した生活につながるのだと思います。

 私には2人の中学生の子どもがいるんですが、2人とも“こんなこと何の役に立つの”とか“つまらない”と言いながら頑張って勉強をしています。

 確かに教科書の内容をただ覚えたり、計算したりするだけだとつまらないだろうなと感じます。

 やらざるをえない学びと好奇心を持ってやる学び、この違いが同じ“学び”という行為であっても、大きな違いとなるのだと感じています。

(もちろん、子どもたちを責めるつもりは全くありませんし、むしろ興味を持つように上手にアドバイスできない自分を反省しています・・・)

 子どもたちには、今、基礎的な知識を習得し、今後、自らの好奇心に従って学ぶことで豊かな人生を送ることができるんだということを願いながら、彼らのモデルとなるよう好奇心の赴くまま知らないことを知る楽しみを享受しています。

 とりとめのない話になってしまいましたが、今回はこれで失礼ます。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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