筆記具の魅力3(万年筆の魅力とその選び方について)

筆記具

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 今回から筆記具の具体的な選び方について説明していきたいと思います。

 今回は万年筆について説明しますが、興味があってもいろいろなサイトや本を読んでいると、嗜好性の強いモノなので、結構、ハードルが高いと感じるのではないでしょうか

 そんな初心者の方に、私の経験を踏まえて最初の一歩を踏み出すお手伝いとなるような記事を書いていきたいと思います。

万年筆の魅力

 万年筆のメーカーはたくさんあり、製品も数多く存在しています。

 デパートや筆記具の専門店に行ってみればたくさん置いてあります。

 また、お店ごとに取り扱っているメーカーやモノが異なりますので、一度、本やネットで調べてみると「こんなにたくさんあるんだ」と驚くのではないでしょうか。

 俺だけ種類があれば、きっとあなたが「これだ!」と感じるものが存在するはずです。

 多くのモノの中から自分のお気に入りを見つける

 こんな楽しみがあります

 また、万年筆は筆記具という実用品。字を書くためのものですから、その点でも他の筆記具では味わうことのできない魅力があります。

 万年筆で筆記するときには、力を入れず書くのですが、それが気持ちいいんです!

 力を入れないので疲れませんし、インクを紙に移していく感覚

 初めは慣れないためうまく書けないこともありますが、それがまたいいんですね。

 慣れていくと、道具を使いこなし文字を綴るということ自体が楽しくなり、書くこと自体が楽しくなるんです。

 これは本当に自分のイメージとしかいえないんですが、頭の中を整理しながら日記やアイディアなどを書いていくとき、頭の中に閉じ込められている情報が万年筆を通じてノートという物体に転写されるという感覚があるんです。

 自分でもちょっと大丈夫かと思うときもありますが、人間の思考と万年筆の筆記のスピードの相性が良いからではないかと、勝手に思っています。

 と、この辺で自分が考える万年筆の魅力はおしまいにして、その選び方に移りたいと思います。

結論:用途を想像して好きなものを選ぼう!

 「万年筆を使ってみたい!」と思ってはいるものの、調べていくと数多くの種類や方式があるため、決められないという方も多いのではないでしょうか。

 今回は暴挙といえるかもしれませんが、あえて簡単に言います。

 用途に応じて、

  1. 書く文字の太さ(字幅)
  2. キャップの取り外しの方式
  3. インク吸入の方式

を決めます。

 あとは好みのモノを選ぼうということです。

 このブログを見てくれている方は、モノに対するこだわりがある方が多いと思うのですが、言い方を変えると、以上の機能を決めてしまえば、あとは、ブランドのストーリーや見た目などは自分の趣味嗜好を大いに反映するだけだということがいえるでしょう。

 続いて3つの決めるべき機能について順次説明していきたいと思います。

   

字幅

 まず初めに、実用品として万年筆を選ぶときに最も重要なのは、書くことのできる文字の太さ(字幅)でしょう。

 万年筆の字幅の表示は、

   EF(エクストラファイン)

   F(ファイン)

   M(ミディアム)

   B(ブロード)

   BB(ブロードブロード)

というのが基本的なものになります。

 この表示は金属でできているペン先に刻印されていることが多いです。

 これらの表示には、ボールペンやシャープペンシルの芯のように統一された規格がないのであくまで目安にする程度になります。

 なお、傾向として国産のものより海外のもののほうが、同じ表示でも太いことが多いということ頭に入れておいても損はないでしょう。

 これらを参考に自身が使う目的を具体的に思い描いて字幅を選ぶのがよいと思います。

 手帳に予定を書くのか、日記を書くのか、便せんに書くのか、大きな紙にアイディアを思いつくまま書くのか。

 お店に行けば試し書きをさせてくれますので、自分の使っているノートや紙を持って試し書きをしてみるのがおすすめです!

 私は、5ミリ方眼のノートに日記やアイディアを書くために使うことが多いので、実際にそのノートをお店に持って行き試し書きをしました。

 もちろん一番細いEFを選べばどのような場面でも対応できるといえますので、そんな選び方もありだと思います。

 一方、万年筆に興味がある方は、嗜好品としての面も重視していると思いますので、万年筆の魅力が出やすい太めも試してみることもオススメです。

 今回はここまでにして、次回も引き続き具体的な選び方を書いていこうと思います。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

コメント

  1. ファン より:

    頑張ってくださいね!

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