筆記具の魅力9(高級ボールペンのリフィルってどうなってる?)

筆記具

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 今回は、今までにオススメしている高級ボールペンのリフィル(替芯)について書いていきたいと思います。

ボールペンのリフィルの種類は?(メーカー、色、太さなど)

 改めて説明する必要がないかもしれませんが、ボールペンの軸にはリフィル(替芯)と呼ばれる部品が入っており、これを交換することでお気に入りのボールペンをずっと使っていくことができます

 リフィルはインクの入った部分とペン先が一体となっているので、交換の時には一緒に換えることになります。

 この点で、ずっと同じペン先を使いながら育てていく万年筆とは違いがありますね。

 リフィルはそれぞれのボールペンのメーカーが純正のものを出しているほか、リフィル専門のメーカーも存在します。

 また、それぞれに様々な字幅や色のものがあります。

 リフィルの形については、

・パーカータイプ(G2型やヨーロッパタイプとも言われます)

・4Cタイプ(D型とも言われます)

と呼ばれる決まった形があるほか、ボールペンメーカー独自の規格のリフィルがあります。

 詳しくは後ほど説明しますが、それぞれのタイプの中で互換性があるとされていますが、ボールペンとリフィルのメーカーが異なると合わないこともあるので注意が必要です。

 話を戻して、「パーカータイプ」と「4Cタイプ」それぞれについて説明します。

 「パーカータイプ」は多くの高級ボールペンメーカーが採用しているもので、普通の大きさのボールペンに使われるものです。

 「4Cタイプ」は、短いボールペンやマルチペン(1本のペンに複数のリフィルやシャープペンが入っているもの)に使われるもので、「パーカータイプ」と「4Cタイプ」は形が全く違っているため互換性はありません。

 また、独自の規格を採用しているメーカーは、「モンブラン(MONTBLANC)」「カランダッシュ(CARAN D’ACHE)」「クロス(CROSS)」などがあります。

 リフィルの字幅ですが、多くは万年筆と同じように、

EF(エクストラファイン)

F(ファイン)

M(ミディアム)

B(ブロード)

と表示され、EFが細く、Bに向かうに従って太くなっていきます。

 また、「0.7」とか「1.0」などと、字の太さそのものを表示してある場合もあります。

 色については、万年筆のインクほど種類はありませんが、黒、青、赤のほか、数は少ないですが緑、紫などもあります。

 万年筆と比べると色数はかなり少ないといえますね。

他のメーカーのものでも使えるの?

 ここまで読んでいただいた方は、“リフィルの種類は分かったけど、結局、他のメーカーのものでも使えるの?”という疑問が湧いてきますよね。

 私も初めて高級ボールペンを買おうか迷っているときにそんな風に思っていました。

 ひとまず、結論から言うと、

・他のメーカーのものでも使えることが多いが、合わない場合もある

・ボールペンが壊れることもないし、リフィルも高いものではないので試してみよう

ということになります。

 そもそも、万年筆のように多種多様な色があるわけではないので、“そのメーカーの純正のものでいいよ”という方も多いと思います。

 こんなことを書いている私自身、ずっと3本のボールペン(アウロラ・オプティマ、パーカー・ジョッタープレミアム、パーカー・ソネットマルチファンクション)を使ってきており、それぞれ基本的にはメーカー純正のものを使ってきました。

 私は青のインクを使っているのですが、幸い「アウロラ(AURORA)」も「パーカー(PARKER)」も「パーカータイプ」にはそれぞれ青色のリフィルがあり、マルチファンクションのものは仕事などで黒色で書く必要があるときに使っていたので問題はありませんでした。

 ところが、先日手に入れた「ヴァルドマン(WALDMANN)」は、純正の青色のリフィル(パーカータイプ)が販売されていませんでした。

 それまで、アウロラとパーカーのリフィルを交換して問題がなかったため、“多分他のメーカーのものでも大丈夫だろう”と割り切り、思い切ってヴァルドマンのボールペンをネットで購入したのです。

 現物を見て購入したい私が現物を見ずに購入した理由については、輸入代理店に問い合わせても実物を置いてある店がかなり少なく、品揃えも少ないとのことだったためです。

 本で知って虜になってしまい思い切ってネットで購入したわけです。

 結論として、幸いアウロラのリフィルもパーカーのリフィルも問題なく使えました!

 そのような切実な状況もあり、購入前から改めて調べたため、皆さんの参考になるのではないかと考えて今回触れてみました。 

いろいろなものを使ってみるのもオススメです!

 以上のように私自身、リフィルを交換して楽しむという境地には至っていないのですが、このようなブログを読んでくださる好奇心旺盛な皆さんはいろいろ試して楽しみたいと思われた方も多いと思います。

 リフィルは高いものでも1,000円ほど出せば手に入りますし、万が一合わなかった場合でも無理な取り扱いをしなければボールペンが壊れることもないでしょう。

 文具店の店員さんと話していても、「パーカータイプ」のボールペンに、書きやすいと人気の「ジェットストリーム」のリフィルを入れて問題なく使っている方も何人もいました。

 私も今後はいろいろ試してみたいと考えています。

 これまで読んでいただきありがとうございました。

  

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