みなさんこんにちは。まるちゃんです。
今回は、ボールペンの使いやすさに直結する芯の出し方の種類について説明します。
ボールペンで書くときには、芯を出しますが、その方式はいくつか種類がありますので説明していきたいと思います。
高級ボールペンで使われている主なものは、次の2種類です。
- ツイスト式
- ノック式
それら2種類の特徴と私が考えるメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。
ツイスト式の特徴(メリット・デメリット)
「ツイスト式」は高級ボールペンでは多く採用されているもので、私の持っているものでいうと「アウロラ(AURORA)・オプティマ」「パーカー(PARKER)・ソネットマルチファンクション」です。
“ツイスト式ってどんなの”ということですが、ボールペンの軸を回すことで芯を繰り出すという方式のものです。
まずメリットについてですが、繰り出しの際に音がしないという特徴があり、また、軸を回すという動作が優雅に見えます。
そのため、“仕事中に音を立てるのが気が引ける”とか“大人の余裕を表現したい”などという方には適しているといえるでしょう。
軸を回すときの動作が、正式な箸のマナーに似ているというのがそう感じさせるのかもしれません。
置いてある箸を持つとき、右手でつまんで、左手を添え、右手で持ちますよね。
そのときの動作に似ているような気がします。
また、先ほど述べた高級ボールペンに多く採用されているというのもメリットで、選択肢が多いため好みのモノを見つけやすいということになるでしょう。
次にデメリットですが、芯の出し入れの際、今述べたように、持ち替えて両手で操作しなければならないので、若干、手間がかかるということです。
“そんなに手間なの?”という疑問もあるかもしれませんが、時間にすると1秒もかからないかもしれませんし、動作自体も手間というほどでもありません。
しかし、その一手間が惜しいようなシーンで使う場合、例えば思いついたアイディアをすぐに書き留めたいとき、片手しか使えないときや胸ポケットから取り出してすぐに書き始めなければならないとき、出し入れすることが多いときなど、その一手間が意外と面倒だったりすることも事実です。
自身が使う場面を想像して選びたいですね。
ノック式の特徴(メリット・デメリット)
“ノック式ってよく見かけるのだよね”ということですが、その通りです。
おそらく、一般的なボールペンでよくあるタイプではないでしょうか。
私の持っているものでいうと、「ヴァルドマン(WALDMANN)・タンゴ」、「パーカー(PARKER)・ジョッター」がこのタイプに当たります。
「ノック式」は、一般的にはよく使われていますが、高級ボールペンでは少なめという印象です。
見て分かる特徴としては、ノックする部分が軸より細くなっていることでしょう。
それでは「ノック式」のメリットについて説明します。
まず挙げられるのが、芯を素早く出し入れできるということがあります。
そのため、先ほど述べたように、出し入れが多い場合や思いついたアイディアを忘れないうちにすぐに書き留めておきたい場合など、ストレスなく使うことができる方式だと、自身の経験から感じています。
私自身は、ツイスト式のほうが見た目やその動作は好みなのですが、素早く使えるというメリットを重視してあえてノック式のボールペンを持っています。
私は思いついたアイディアを忘れないように、ノック式のヴァルドマンのボールペンとジョッター(紙を挟んで使う小さなメモ板)を持ち歩いています。
良いアイディアって書き留めておかないとすぐに忘れてしまいませんか?
そのときに少しでも面倒だと思うと“まあいいか”と書くのをやめてしまい、後から思い出せず、後悔するという経験が数え切れないほどあります。
昔からアイディアが浮かぶのは「三上(さんじょう)」といってぼんやりしている「馬上(ばじょう)」「枕上(ちんじょう)」「厠上(しじょう)」に多いといわれます。
つまり、馬に乗っているとき、布団に入っているとき、トイレにいるとき、ですね。
このようなときに浮かんだ良いアイディアを忘れないようにしているんです。
そんなときにノック式のボールペンが重宝するんです!
次にデメリットですが、芯を出し入れする際「カチカチ」と音がするということでしょうか。
これは個人の好みで、その音が小気味良いと感じる人もいますし、優雅でないと感じる人もいますのでメリットともデメリットともいえるかもしれません。
他には、先ほど述べたように、よくある方式なのでみんなが使っているという点でしょうか。
その他の方式
よくある方式は「ツイスト式」と「ノック式」の2種類ですが、そのほかにも、キャップ自体を動かすことで出し入れする「キャップノック式」や万年筆のようにキャップを取り外しする「キャップ式」があります。
今回はこれで終了としたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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