メンズの本格傘の選び方1(おすすめの理由と生地の選び方)

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 今回は、予告したとおり皆さんの傘選びの参考になるような記事を紹介したいと思います。

 前回書いたように、私としては、できれば皆さんに”本格”傘を持ってほしいと考えていますので、そのような観点で述べていきたいと思います。 

おすすめの理由

とにかく格好良い

 本格傘は、熟練の職人によって作られており、持ち手や棒(「手元」や「中棒」といいます)は、上質な木や金属などが使われています。

 そのような傘は、開いたときの形や閉じたときの形にもこだわって作られているのです(店員さんも結構熱く語る方も多いですよ)。

 上質な素材で、形にもこだわったものが格好良くないはずがありませんよね。 

 そんな傘なら雨の日も楽しい気分になります。 

長く使え、エイジングが楽しい

 良質な素材で作られているため、修理をしながら長く使うことができます。

 急な雨などには、ビニール傘も便利ですが、上質なモノを携えると良い気分になれますし、長く大切に使うことで環境にも優しいのではないでしょうか?

 ヨーロッパでは、傘は子供に受け継ぐものという考えがあるそうです。

 自然素材でできた傘は、時を重ねるにつれてエイジングをして重厚感を増します。

 よく手入れした革靴と同じですね。

 そんな傘を次の世代に引き継ぐというのも悪くはないのでしょうか。  

生地の選び方

ほとんどがポリエステル製。予算と手間がかけられる方はシルク製も・・

 雨を防ぐ布は、現在ほとんどがポリエステル製ですが、かつてはシルクが使われていたこともあるようです。

 できれば自然素材を選びたいとは考えていますが、現在売られているシルク製のものはかなり高価で選択肢も少なく、取り扱いも難しいようです。

 私はちょっと手を出すことができませんが、予算とメンテナンスに自信がある方は「前原光榮商店」で取り扱いがありますのでお試しください。

色柄はスーツの選び方を参考に

 さて、生地の選び方についてですが、これはスーツやジャケットを選ぶ感覚でいいかと思います。

 色は黒、紺、灰色が基本の色で、洒落た感じが好みなら茶、緑色など、そして明るくなるほどカジュアルになるようなイメージですね。

 柄は、無地をベースに柄が目立つほどカジュアル用途に適していると思います。

 ただし、黒や暗めの紺、灰色のストライプは、スーツと同じようにビジネスっぽい感じがするので少し注意が必要でしょう。

屋外で使うことを想定。雨天、曇天など薄暗いため、明るめ、派手めもOK

 一点、スーツやジャケットの選び方と違って気をつけたいのは、基本的に雨の日に使うことを想定することです。

 ”当たり前じゃないの”という声が聞こえてきそうですが、店舗で紺のスーツを購入し、晴れた日に玄関を出ると「あれっ、ちょっと派手かも」という経験をした方もいるのではないでしょうか?

 それは、室内と室内の光の違いによるものです。

 自然光の方がモノを明るく見せる効果があるんですね。

 これと逆のことが傘では起こるのです。

 つまり、雨傘は雨の日や曇りの日に携えることになるので、外に出ると思ったより地味に感じるのです。

 この点を考慮した上で色柄を選ぶと、イメージ通りのものが選べるのではないかと思います。

 具体的にいうと、好きなスーツの色味よりやや明るめを選ぶとよいでしょう。

 晴天の下では派手に映る茶色やボルドー色など、薄暗い景色の中ではちょうど良い色味になると思います。

 また、普段は選ばない派手めな柄も、雨の中のアジサイのようになかなか良いと思います。

 今回はここまでにして、次回はその他のパーツの選び方を説明したいと思います。

 

 

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