みなさんこんにちは。まるちゃんです。
今回は、中棒(なかぼう)の種類と選び方について書いていきたいと思います。
中棒は手元から傘の先にかけての部分。言ってしまえば”棒”ですね。
閉じているときには生地に隠れているのであまり目立ちませんが、開いたときには見える部分です。
手や顔の近くなどにくることになるので、意外と目立つものなんです。
木製、金属製が多いのですが、手元から傘の先まで1本の木でできた「ソリッド」と呼ばれるものもあります。
今回はこの3種類について説明していきます。
木製と金属製については、素材の種類などはあまりないように思いますが、ソリッドは1本の木をもとに手元から傘の先まで作るため、その種類や個体差が千差万別なんですよ。
それではさっそく本題に入りたいと思います。
暖かい雰囲気の木製
木製の中棒は、ナチュラルで温かみのある雰囲気を感じさせます。
中棒の機能というか特性として、傘を開閉するときに「ロクロ」と呼ばれる金属部分をスライドさせる必要があります。
そのため、凹凸のある竹のような素材は向いていないようで、凹凸のない木が使われています。
素材が木ということで、使い込んでいくと味が出てくるというエイジングの楽しみも魅力です。
傘を開いたり閉じたりする度に”いい感じになってきたな”と楽しめますし、指で触ってそのぬくもりを感じるのもいいでしょう。
木の手元と木の中棒。同じ自然素材ならではの一体感を感じられる組み合わせだと思います。
クールな金属製
金属はスチール製が多いようです。
丈夫で軽く、上質な金属は、クールで格好いい印象でしょう。
革バッグの金属部分が良いアクセントになっているように、傘でも木の手元と金属の中棒の組み合わせもそのコントラストがありいいものです。
メンテナンスは必要ありませんが、車のホイールをピカピカにすると車全体を引き立てるのと同様、金属の中棒を布で軽く拭うなどすれば、さらに傘の魅力が増すのではないでしょうか。
まるでステッキ!重厚感満載のソリッド
最後にソリッドと呼ばれる傘について説明していきたいと思います。
個人の好みや似合うかどうかということもありますが、店頭で見つけたら試しに持ってみてほしいものです。
傘の先から手元まで1本の木を曲げるなどして作られたもので、まるでステッキのよう。
皆さんの中にも、子どもの頃に木の棒を持って無邪気に駆け回ったという記憶がある方も多いのではないでしょうか?
紳士的で、童心を思い起こし、自然を感じさせられる魅力的なものだと思います。
以前、店員さんが“傘が好きな人が最後に行き着くのはソリッドですね”などと話してくれましたが、私も大好きなものです。
使われている木の種類も多種多様で、マラッカ、オーク、アッシュをはじめ、レモンやオリーブの木などを使ったものなどもあります。
天然のものなので、一点一点模様や太さなどが異なりますし、取り扱いも少ないため、お店で”これだ!”というものを見つけられたら是非購入を検討してほしいものです。
今回は、中棒について書いてきました。
皆さんの買い物の参考になれば幸いだと思います。
次回も傘選びの参考になる記事を掲載する予定です。
楽しみにしてください。
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