メンズの本格傘の選び方4(細巻きか太巻きか)

 みなさんこんにちは。まるちゃんです。

 今回は、”細巻きか太巻きか”ということについて書いていきます。

 これは結構、意見が分かれるところですが、それぞれの良さがありますので、その点を説明していこうと思います。

洗練の細巻き

 傘を探していると、細巻きの魅力を紹介していることが多いように思います。

 フォックス=アンブレラ(FOX UMBRELLAS)が代表的でしょう。

 私もお店を訪れ、手にとって鏡で見てみました。

 “まるでフェンシングの剣だ”という印象。とにかくスマートで洗練された印象だったのを覚えています。

 特にシックな生地にマラッカの手元などを細身のスーツに合わせると、とても相性がいいと思います。

 英国紳士は、剣やステッキの代わりに細巻きの傘を持つという話もありますよね。

 まさに、剣のようなフォルムなんです。

 こんな気持ちで細巻きの傘を携えて街を歩けば、薄暗い日も晴れやかな気分を楽しめるのではないでしょうか。

重厚な太巻き

 明治の初め、帯刀が禁止された頃、洋傘を持つことが禁止されたということがあるそうです。

 一説には刀と間違えてしまうということが理由だとか。

 その時の洋傘が、細巻きだったのか太巻きだったのかはわかりませんが、現在の太巻きの傘は、日本刀とか竹刀といった印象を受けます(こじつけのようですが・・・)。

 ともあれ、太巻きの傘。威厳と重厚感があると思いませんか?

 武士のように背筋をただして歩けば、自信に満ちあふれた一日が過ごせるのではないでしょうか。

とりあえず持ってみよう

 細巻きも太巻きも、それぞれの魅力があります。

 “自分はこれしか似合わない”という思い込みをいったん取り払って、試しに持ってみることをおすすめします。

 私自身、いろいろ店を回って試着のように携えた姿を鏡に映してみましたが、似合う傘、似合わない傘があることに気づきました。

 みなさんも手に取るだけなら無料で、試着のように着替える必要もありませんので手軽にできます。

 とりあえず持ってみてはいかがでしょうか。

 新たな発見があるかもしれませんよ。

 それでは今回はこれで終わりたいと思います。

 次回も楽しみにしてください。

 

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