みなさんこんにちは。まるちゃんです。
今回は、本格傘の選び方の第二弾ということで手元の種類や選び方について書いていきたいと思います。
木はオーソドックスで種類も豊富
木製の手元は、オーソドックスで種類もたくさんあります。
その素材は、家具などのインテリアでよく使われるものばかりです。
これらの木を熱湯などで温めながら曲げて作られるものが多いようで、職人の技術を要する作業だそうです。
ここからは、数ある木製の手元のうち、店頭やネットでよく見かける素材とその特徴について紹介していきたいと思います。
○ マラッカ
籐(とう)の一種で、薄茶色でさらっとした触感をしていて、色の濃さや模様などの個体差が大きいものです。
軽くて丈夫なため、ステッキなどにも使われています。
また、英国での人気が高い素材ともいわれているようです。
○ オーク
明治時代の誤訳が原因で、日本では楢(なら)と樫(かし)の両方をオークと呼んでおり、傘やステッキなどに使われているのは楢の一種のそうです。
オークは、古くは船の材料として重宝され、現在ではウイスキーの樽などにも使われているように水に強く丈夫な木で、ヨーロッパでは大きく育つことから「森の王」などと呼ばれているとか。
○ メープル
楓(かえで)の一種で、目が詰まっているため頑丈で、つるっとした綺麗な見た目と触感で人気の素材です。
以上3種類を紹介しましたが、これらは一見すると何の変哲もないように見えるため、”人が持ってないものがほしい”、”2本目を探しているんだけど、1本目とは違うものはないの?”などという方には、こんなものはいかがでしょうか。
○ バンブー
竹を曲げて作られたもので、その節が大きな特徴になっています。
古くから傘やステッキなどに使われてきたそうですが、なかなかメンズの傘では見かけないので楽しい素材だと思います。
○ アッシュ
家の庭に植えられていたり、ホームセンターで売られているトネリコのこと。
薄いグレー色で、樹皮を残したまま仕上げたものが多く、身近な木とは思えないほどの趣があります。
これらはほんの一例ですが、それぞれの持つ雰囲気を感じながら、自分の好みに合うものを探すのも楽しみですね。
動物モチーフなども・・・。個性的な金属製
手元の先が、金属で作られたイヌ、ウサギ、キツネなどの動物の顔の形になっているものもあります。
一見するとまるでステッキのような渋いフォルムになっていて、動物好きや自然が好きな方にはぴったり。
なかには高価な銀製のものもあり、私にはとても手が出ませんが、一般的金属製のものなら木製のものより少し高いくらいで入手することができます。
金属製のものは結構目立つと思いますが、平然と使いこなすことができたらかなり粋に見えるのではないでしょうか。
革という選択肢も
車の本革のステアリングやシフトノブっていいですよね。
本格傘の革の手元は、ちょうどそんな感じ。
革の感触を楽しみながら雨の中を歩く。そんな楽しみを味わいたいなら革の手元がおすすめです。
以上、手元の選び方についてでした。
全部を紹介することはできませんが、手元は傘選びの大きな楽しみの一つです。
少しでも皆さんの役に立てばと思い、主なものを紹介させていただきました。
次回は中棒の種類と選び方について書いていきたいと思いますので、楽しみにしてください。
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